しま本

新米インフラエンジニア。車輪に改良を加える。

ファイルシステム関連のコマンドがややこしい。

ほんとに似ていてややこしい。

fsckとe2fsckとかmkfsとかmkfs2とか名前が似ている。

fsckはなんでe2fsckコマンドとか作った?
fsckで呼び出せるならいらないだろこれ。
わかりやすいといえばわかりやすいがオプションの追加で事足りるじゃないですか…

というLinux初心者の怒りを表にしてみました。ご査収ください。

fsckとその仲間たち

コマンド 説明
fsck ファイルシステムに適したプログラムを呼び出してチェックを行う
e2fsck fsckの対象をext2,ext3,ext4としたとき呼び出される。

mkfsとその仲間たち

コマンド 説明
mkfs ファイルシステムを作成(初期化)する。
mkfs2 ext2ファイルシステムを作成する。-jでext3になる。

続・2fs

コマンド 説明
tune2fs ファイルシステムチェックの間隔設定、ext2からext3に変更
dumpe2fs ファイルシステムの詳細情報の表示

その他

コマンド 説明
debugfs ext2,ext3,ext4用のデバッガ

意外とそんな種類は無かった。

参考書を読んでいるときは
すごい種類があるように感じていたが、そんなことはなかった。
全7種。まとめると覚えやすい。

fsckとmkfsにはそれぞれe2fsckとmkfs2がある。
そのほかにtune2fsとdumpe2fsがある。

dumpe2fsってdumpの綴りが間違ってるのかと思ったけど、
おそらく「dump e2fs」ということなのだろう。

しかし覚えやすいがややこしいことに変わりはない。
中途半端にext2,3をまとめているところが良くない。
やっぱり初期のコマンドにオプションを追加する方が良かったのではないかと思う。

でも少しこのコマンドたちと仲良くなれた気がした。
パーティション切ってファイルシステム作るときは是非使わせてもらいますね!*1

*1:社交辞令という。